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虹かけ晴れる日の前に 3

[368]  神様の親戚  2008-07-18投稿

5月12日
俺は初めて大学に行った。

行く気はなかったが、友達の健太に無理矢理誘われて仕方なく…

もう学校に行ったって…
一生笑うことなんてできないから…。



健太「てか翔、マジでずっと学校行かないつもりだったの?」

翔「…わかんねぇ」


健太「…まぁ俺もお前の立場なら行かないかもなっ…」

翔「……」





俺達と一緒の一年生は、一ヶ月でもう友達と共に楽しんでいた。

健太「お前が来てないこの時期に、皆サークルや部活とかで友達作んだよねっ。翔一人でどうすんの?」


翔「さぁね…健太はサークルとか入ったの?」

健太「まぁ…一応なっ」

翔「サッカー?」

健太「ま、一応…」

翔「じゃあ俺もそこに…」
健太「いや!やめとけ…」



翔「…どうして?」



健太「えっと…その…ほら!お前下手じゃん。ワラ」

翔「うるせぇ!ワラ」









この時の健太が妙に不思議で…

俺は帰りについて行く事にした。




健太「馬鹿!ついてくんなって!!」


翔「いいじゃん。」








グラウンドに行くと、一人の女性が声をかけてきた…


紗衣「健太!遅い!…隣の人は?」

健太「…俺の高校からの友達だよ。」




紗衣「あ!初めまして…マネージャーの紗衣です。」




翔「初めまして…」
(なんだ…そういう事か…)











翔「お前…もう彼女作ったの?」






健太「そんなんじゃねぇよ!!」


翔「はいはい。だから俺連れてきたくなかったのね…」




健太「違うわ!!ただ…」






翔「ただ?」







健太「もう一人…マネージャーいるだろ?」




翔「あぁ…あの小さい子だろ?」




健太「うん。…あの子の名前が…」






翔「名前が?」








健太「清水明日香っていうんだ…」











え?



つづく

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