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希望に咲いた花束 2

[566]  神様の親戚  2008-07-18投稿
次の日

ママ「恵美!起きなさい!!」


恵美「うるさい!!」





ママ「毎日毎日ダラけてて…早くあんた仕事見つけなさい!!」




(わかってるよ…そんな事…)






私は高校を卒業して、勇人と同じ大学に入る為必死に勉強をした。



…でも、受かったのは勇人だけで…私は近くのビルの事務の仕事をするようになったんだけど…






結局辞めてしまった。








思うに私は、勇人と別れる事で全てが無くなったのではなく、
全て無駄にしていたから、勇人がいなくなったのかもしれない…。





ママ「そういえばあんた!今日面接に行くって言ってなかった!?」





恵美「あ!!今何時!?」




ママ「11時半よ。」






(やばいっ!!)







今日、勇人のおじさんの紹介で入るはずだった会社の面接が12時にあるんだった…。




私は急いで支度をして面接場所へと向かった…





けど…



(12時20分…駄目だ…行くだけ無駄か…)


私は結局行く途中で諦め、自宅へ帰った…


(…ていうかもう、勇人とは関わりたくないし、これで良かったかも…)


部屋に戻った私は、スーツを来たまま…また眠りについた…。












「……………なさい」









…え?












ママ「恵美!起きなさい!」




恵美「もう何!?遅刻したんだから諦めたの!」




ママ「何言ってるの?まだ頑張れば間に合うわよ!」








時計は…11時半。





(うそ…なんで?夢?)





私は布団から出て驚いた…。







(スーツを来てる…化粧も…じゃあさっきのは夢じゃない…)






結局急いで行ったら少しの遅刻を許してもらい…






面接は無事、合格に終わった…




つづく

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