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希望に咲いた花束 3

[360]  神様の親戚  2008-07-18投稿
誰も信じないかもしれない…。


でも私は、


車に跳ねられたのに、

跳ねられてなかったり…

仕事の面接を寝坊で諦めたはずなのに…

もう一度チャンスをもらった…



私は時を戻されている…

確信はないけど、やっぱりそんな気がした…。




(もしかしたら…)






私は家の屋上から飛び降りてみた…










…どん!









落ちたはずが…家の屋上にいた…



(やっぱり……おかしい…)












私はこの変な時の流れを、











神様から貰ったチャンスなんだと、心に自信を持たせた…。











それから三ヶ月くらい、会社でミスをする度少し過去に戻され…





完璧に仕事をこなしていった…。







勇人の父「やっぱり恵美ちゃんはしっかりしてるね!勇人のお嫁になってくれんかね?ワラ」






恵美「いえ、…私、勇人君にはフラれちゃったんです…」







勇人の父「…そうか…でも勇人の奴最近、恵美ちゃんと同じように、誰かにフラれたみたいだぞ?」







(え?)










勇人の父「そうだな、きっと今慰められるのは、恵美ちゃんしかいないんじゃないかなぁ?」











恵美「………おじさん」






勇人の父「うん?」





恵美「今日の夜、お邪魔していい?」





勇人の父「あぁ。きっと勇人、喜ぶぞ!」








恵美「……」








何だかわからないけど、
私は自信たっぷりに勇人の家に向かった…。



神様から貰ったチャンスのゴールな気がして…




つづく

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