携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 公募投稿作品 >> diary 第二章

diary 第二章

[606]  2008-07-30投稿
日記を開かなくなってから1ヶ月が経った。
でも日記を頭が支配してしまっていた。
私は再び日記に手を伸ばした。
…367ページ…
今日から人を殺せと命令する人がいない。
暇だから日記さんとお話するね。
ねぇ、日記さん。
あたしの本当のお母さんって、どんな人かな…。
殺人犯のお母さんなんて嫌だよね?
…でも今日からは誰も殺さない。
…普通の人間になるの。
そばにいてね?
お願いだから…
あ、日記さんに名前を付けようかな?
えっとね…あたし花が好きだから、花の名前にしようかな?



私は涙が出た…
怖くて、怖くて…
悲しくて、切なくて…



【あなたの名前はさくら…春に春に咲く桜】



それは日記に取り付かれた私の名前…

感想

感想はありません。

「 冬 」の携帯小説

公募投稿作品の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス