携帯小説!(スマートフォン版)

[399]  キイライ  2008-08-13投稿
癖などないというくらいに透き通り

何色にも染まる


君の声


伸びやかで

華麗で

重力を感じていないような…


俺はそれを聞き

魔法にかかったかのように

ただ動かなくなる


時はとまる

君の前では

一瞬が永遠になる


バカみたいって君は言うけど

そんなの俺しかわからないから


もうきっと

言わないだろう



魔法を解く

誰かからの着信…

電源を切る


君との時間に

いらない風景だから


今夜も輝く君

その羽で


俺を妖しく誘う


その華麗な声で


蝶のように



感想

感想はありません。

「 キイライ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス