携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> ダイヤモンド

ダイヤモンド

[347]  キイライ  2008-08-15投稿
輝くことを諦めていたあなたは

僕にとっては

ただの石ころのようで


そばに転がっているだけで

価値はあるのだろうか?

僕が石ころを手放すと

しばらく経ち

――――――――


あなたは少しずつ

光を放ち出し

その存在感で


僕を惑わした

僕がもう石ころでないあなたに

触れようとすると

手からすり抜けていき


どこかへ行ってしまった

ダイヤモンドに近付いていたあなたを、


僕ではもう


触れることさえできなくて


好きなんて


言えるはずもなく

感想

感想はありません。

「 キイライ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス