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信じたい―キス―

[491]  ぱいん  2008-08-17投稿

チャラン‥
この時間帯メールがくるのは結城しかいない。
朝の7時。
〈おはよー☆〉
〈おはよっ〉
結衣は寝ぼけながら返信した。
〈今日塾ないから会わない?〉
結城は結衣と違って頭がいい。だから、塾に通っている。もちろん、馬鹿な結衣は塾に通ってない‥っていうより、塾に通えるほど家に余裕はなあ。
すぐに、返信した。
〈いいよ〜☆〉
結衣はすぐ支度した。
〈〇〇中に8時にきて〉〈わかった〉
待ち合わせ時間まで後30分しかない。

学校に行くと、愛おしい結城がいた。
「結城〜」
「結衣!!」
「どっか行かない?」
とりあえず2人は、座ってしゃべれるとこに向かった。
ちょこん。
2人は他愛ない話で盛り上がった。学校の話‥部活の話‥他にもいろいろ。ほんとに結城といると、安心した。素の自分になれるのだ。

2人は場所を移動して、学校に向かった。非常階段をのぼって、バレないように上まで行った。で、いろんな話をした。2人の会話は、途切れることはなかった。

結衣が座っていると、横に結城が座った。結衣の顎を手で少し上げた。結衣は1回キスをしたことがあるから、なんとなくわかった。目を閉じた‥軽くキスされた。
「もう1回していい?」結衣は頭を縦に振った。この日2人は、10回以上唇を重ねた…時間が許すかぎり。

携帯の時計をみると、5時を過ぎていた。結衣の家は門限が厳しいのだ。「そろそろ帰らないと」「そだなっ」
階段を重い足取りで降りていった。
(えっ…)
いきなり、抱きしめられた。突然でびっくりだったけど‥結衣もそれに答えるように、結城の腰に手を回した。

帰りは、反対方向なのだ。でも、2人の家は5分で着くくらいの距離なのだ。
「バイバーイ」
「おう。」
といってわかれた。

家に帰ってからもキスのことが頭から離れられなかった。


でも、結衣のファーストキスの相手は別にいた…3年間好きだった、彰。
結衣はファーストキスの相手が結城だったらな…って思った。

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