携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ファンタジー >> ソードメーカー11―?

ソードメーカー11―?

[461]  いっと  2008-08-17投稿
「そうですね…敵から殺されそうになった所、ロイ君のお友達の知人がターンを使って王宮まで逃してくれたそうですよ」
エミリアの質問に、ライスは慎重に言葉を選びながら、答えた。
「ロイの友達…?はて…ロイにベイスでの友達がいたかな…?」
ライルはそう言って、首を傾げた。
「…あの…そのお友達って、もしかしてルイスと、リリーちゃんですか…?」
「そうです。話しによれば、重体だったルイス君とリリーさんを、ロイ君が魔力の限界まで使って、治したそうですよ」
ミリスの質問に、ライスはにっこりと微笑んで、言った。
「そうだったんですか…。ルイス君とリリーちゃんも…良かった…」
サリアは目に涙を溜めながら、喜びの表情を浮かべた。
「しかし…お前の言った通り、ロイ君は生きていたなあ。良かったな、ミリス」セイルはそう言って、悪戯っぽい笑みを浮かべながら、ミリスの肩を叩いた。
「な、何よ、父さん。そ、そりゃ、あれくらいの魔力だったら、ロイでも失神くらいで済んでたわよ」
ミリスは昨日の自分が言った言葉を思い出し、顔を赤くしながら、ぷい、と、横を向いた。
「では、今からロイに会いに行ってもよろしいですか?」
「あ…それは…」

感想

感想はありません。

「 いっと 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス