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飛んでも世界7

[488]  猫空  2008-08-19投稿
第七話、疑問

川上公園に集結した神々を見て、清美はこの戦いの勝利を確信する。
しかし、気掛かりなのは黒い人形に囚われている元帥と華緒璃の事だった。
「神明様、何故元帥と狩野華緒璃さんが政治屋に囚われているのですか。それに黒い人形は?」
清美は明に当然の疑問を尋ねる。
「そうだな、飛んでも世界の出演者等にも説明せねばならんな」
明が清美等に事情を説明しようとした時、靖が明等の所に来て口を開いた。
「神明様、これは俺の妹の事です。俺から飛んでも世界の方々に説明させて下さい」
「解った。良いか飛河」明が清美に尋ねる。
「我々は構いません。お願いします」
清美等の了解を得て、靖は説明を始めた。
「俺達兄妹は、俺が光明の力、妹が闇邪の力を持っている。本来は光明と闇邪は対立するものと聞いていたが、俺達兄妹は対立する事無く過ごしていたが、華緒璃が魔天に拐われた。奴は華緒璃の闇邪の力を利用してこんなものを!」
靖は、魔天を睨み付けた。
「華緒璃さんの事は解ったけど、元帥は?」
進美は、後ろの皇殿を見た。
「説明して貰いましょうか、皇殿」
皇殿の前に二柱の女神が現れた。
「青(ブルー)、土菌(ドキン)!」
皇殿が二柱の名を言った。
警察女神青こと松田久理主(まつだくりす)と、闇正女神土菌こと灰金菘(はいがねすずな)だ。
久理主は、明と知加江の友人で、菘は雪男の妻である。
「そう、説明して貰いましょうか」
知加江も現れた。
「あら、武装甲冑餘神衆(ぶそうかっちゅうよんしんしゅう)の集結」
志乃が、明、雪男、知加江、久理主を見て言った。
「解った」
そう言って皇殿は説明を始めた。

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