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恋人は背後霊2

[554]  猫空  2008-08-20投稿
第二話、背後霊、登校す
「やっぱり、こうなるのか
京助は溜息を付いた。
今日は夏休みの間の登校日で、通う『花崎高校』に向かって歩いていた。当然、背後霊である影香もいるが。
「京助、どうしたの?」「影香、どうしてうちの高校の制服着てるんだ。どうやって手に入れたんだよ」
影香は今、京助の突っ込みの通り、花崎高校の女子生徒用の制服を着ていた。
「やっぱり制服着とかないと、怪しまれるでしょう。まあ今は京助以外には見えないから関係無いけど」
「あのな・・・・」
京助はこれ以上影香に突っ込みをするのを止めにし、歩き続ける。
「しかし、どうやって手に入れたか知らんが、よくサイズの合うのが見付かったな。影香の胸の大きさだと見付けるのも一苦労だろうな」
と心の中で思い、影香の胸を見た。
「本当にでかい!」
声が聞こえていたのか、影香が聞こえていたのか影香が。
「そりゃ毎朝、京助に胸揉まれてるから、大きくもなるわよ。合うサイズの制服無くて特注したのよ」
「そうか特注か。てゑ!胸が大きくなったって、わざとじゃないだろうが影香がベッドに入り込んで来るからだろうが!」と叫びながら、二人は暑い中歩いて行った。

「はあ、疲れた」
京助は机に倒れ込む、全てを終えたのだ。
「これで又夏休みだな」京助の隣の席の无原榮喜(んはらひでき)が京助に声を掛ける。
「ああ、しかし今年の夏休みは無茶苦茶だ、荒鱗乃乱に魔天乃乱と猫空を舞台に戦いだらけだ」
流石に影香の事や、二つの乱に影香と共にバトルスーツを纏って参戦した事は伏せたが。
「確かにな、又何か起きないだろうな?」
榮喜が言った。
「それでは、帰るな」
「おう、又な」

そして、京助と影香は家路に付いた。

二人は家に着くと、京助は疲れたのか、昼寝をしていた。
影香は、京助に毛布を掛けた。
そして、二時間後。
「ん、此れは?」
京助は何かを握っていたそして京助は股間を握られていた。
京助が握っていたのは影香の胸、影香が握っていたのは京助の男性器。
「京助、又胸掴んでる。そんなに巨乳好きなの、お返しに京助の男性器触っちゃた」
「なあぁぁ、影香何をするんだ」
「京助の大きい」
「影香、勘弁して!」
京助の苦労は、影香を嫁にしない限り続きそうだ。
「変なナレーションやめてえぇゑ!」

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