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信じたい―関係―

[434]  ぱいん  2008-08-26投稿
次の日も次の日も‥結城のためにマフラーを編んでいた。


クリーム色の黄色と緑色をいれたマフラーだ。

相変わらずメールは続けていた。なんか、付き合っている頃より、メールしてるように感じた。結城とメールしていると、嬉しくなってる自分がいた。結城が例え…好きじゃなくても、繋がっていたかった。結城に自分のこと好きか、聞いてみたいと心のどこかで何度も思った。でも、聞けない‥聞けるはずないんだ。

この関係を壊したくないから‥

結衣は壊したくないから、聞けない弱い人間なんだ。自分が情けなく思っていた。


結城‥あなたはあたしのことどう思っていますか?

好き?嫌い?
きっと、嫌いだよね。
嫌いだから、別れたんだから‥

あたし、結城しか駄目なんだ…結城しか。



こんなこと思ってるあたしって馬鹿だよね。
でも、結城のためならなんだってできるんだ。
怖いかもしれないけど、死ねって言われたら死ねるかもしれない…

愛ってすごいよね。
人を狂わせるから…


恋はすごいことなんだ。幸せになったり、嬉しくなったり、楽しくなったり…
時には、悲しくなったり、辛くなったり、泣いたり…

この感情は、恋をするから体験できる。
恋はすごいことなのだ。

今‥結衣は片思いだけど、これも立派な恋。



結衣はもう…結城とメールだけする関係でいいと思った。

それだけで、幸せだから・・・

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