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晩夏の豪雨

[607]  たに  2008-09-01投稿
8月下旬、連日の雨続き…

8月28日・汐留のテレビ局内。とある情報番組の仕事で、ここ連日の、降水量についてのコメント撮り、この日の仕事は終わりだろうか…

そこで、製作スタッフが、我々技術スタッフに、なにやら伝えたい様子…、やな予感だ…

予感は的中、これから、豪雨を撮りに出発してほしいとのことだ!

すでに栃木方面へ出てる班もあり、我々は、茨城方面へ行くことになった。

後でわかったことだが、最初は他の班に振られた取材だが、その班のカメラマンは、

[カッパを持っていないから]

という理由で、行き渋り、我々に廻ってきたそうである!

なんてうらやましい…、いや、けしからん断り方だ!

…茨城県に到着、雨は降っていなかったが、製作スタッフは、携帯の気象情報を片手に、豪雨の真っ最中の地点を捜している、どうやら、10キロ程先のようだ。

途中で、冠水した住宅街を発見、すぐさま取材がはじまった。

車から降りるなり、レポーターがどんどん冠水した道路に入っていくので、当然我々も入っていく…。

製作が、スタッフ全員に長靴を用意してくれていたが、すぐに水位がヒザまであるところまで入ったので、意味はなさなかった、レポーターは足が長いので、モモまで水に浸かっていたが、足が長くはない私は、股下まで浸かった(笑)

その場所での取材は終わり、ひき次き、豪雨が降っている地点を目指した。

…やがて車窓に雨が当たりはじめ、すぐにその勢いは増し、雷も出てきた。その様子を車内でレポート、水浸しの道路に近付いたところで、みな車を降り、取材が始まった。

道路は、普通乗用車のタイヤの半径ほどに冠水しており、その道路から引き返す車は多かった、無理してエンコしそうな車もあった。

8月29日、晴れ。この日はスタンバイ。

私は、昨夜の取材のオンエアを観ながら、周りの仲間達に、昨夜の苦労をこぼした(笑)

8月30日、横浜スタジアム、ベイスターズ対スワローズの取材。試合は、一度雨で中断し、再会したものの、7回表で中止になった…

8月31日、昼は晴れ、スタンバイ。24時間テレビのランナーは、夕立の中を走っていた。

…さて、いよいよ9月、主に情報番組を生業としてる以上、台風の取材をする可能性は…、大である(笑)

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