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飛んでも世界11

[519]  猫空  2008-09-01投稿
第十一話、魔天の最期

「ば、馬鹿な!闇正の力だと!」
魔天は華緒璃に闇正の力があることを信じられなかった。
だが、華緒璃に闇正の力はあった。闇正の力が開放されたことで滅神が崩壊したのだから。
「光明の力と闇邪の力に分かれた兄妹が仲良くやっていた理由、華緒璃さんが闇邪の力と同時に闇正の力も有していたからよ」
清美が冥土の土産に魔天に説明する。
これが、清美の策。華緒璃の闇正力開放である。清美は、靖の話から華緒璃には、闇正の力があるのではないかと考えた。それを明等に話し、実際に闇正の力があるか調べると、清美の予想通りであった為、この作戦となった。
しかも、闇邪の力より闇正の力の方が強かった。「さて、説明は終わりよ、覚悟なさい魔天!」
清美は、背中から何かを発射した。
円柱の様な物が空を飛びながら、魔天に襲い掛かる。
それは、誘導兵器の『無線式飛行銃』通称、『飛銃』と呼ばれる物だった。
「き、貴様の様な小娘が飛銃を!」
「消えなさい、漆陸壹爆破(なむわんばくは)!」清美の必殺技が炸裂し、魔天乃乱は終結した。

日食は終わり、太陽が戻って来た。
戦いを終え、それぞれが戻って行く。
「出番無いでんなあ苦悪!清美だけ!」
進美、光、陽子、美漆、由理香、麻井奈、江理奈の七人が文句を言う。
「はいはい、十二話以降に出番よ」
と言って、清美は逃げて行った。
後に、『魔天乃乱』と呼ばれる戦いはこうして終結したのだった。
良いのか?

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