携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> コメディ >> 赤ずきん =Last=

赤ずきん =Last=

[923]  神様の親戚  2008-09-05投稿
え? …ヒゲ?



赤『あたし知ってたの…おじさんがサンタじゃないって…』

狼「ば、馬鹿サンタだよ!」

赤『嘘!!この世にサンタなんていないもん!』

狼「いるって!!ただ本当のサンタはヒゲ生えてないだけで…」

赤『いないもん!!サンタ…』

狼「いるよ!!」

赤『いないいないいない!!じゃあプレゼントは?』

狼「ほら見て!おじさんが付けてる腕時計!これが赤ずきんちゃんのプレゼントだよぉ〜。」

赤『……。』

狼「はいサンタでしたぁ〜!!じゃあおじさん次の子供の所に行くからまた来年ねぇ〜」









ったく、面倒くせぇガキだ…もぉいい…かまってられねぇ…。
次の家でかなりの高級品手に入れればいい話だ…
とにかく煙突から出て…









ガチャ




なんかドアの方から音…









あ…











女「きゃーーー」

狼「うわーーーー」

女「狼よぉーーー」

狼「違ぁーーう!!俺はサンタじゃーー!!」

女「ヒゲーーーー」

狼「ヒゲのねぇサンタじゃーーー!!」

女「嘘よーーーー!誰かーーーー」

狼「おいババァ!孫にプレゼント渡したんだ!見逃せ!!」

女「私に孫なんていないわよーーー!誰かーー!」

狼「何言ってやがる!寝室で寝てる赤ずきんはお前の孫じゃ…あれ?いねぇ……嘘やーーーん!さっきまでいたやん!!どして?」

女「誰かーーー泥棒よ!」

狼「ち、違ぁーーう!俺は…サンタじゃーーー!!!」





===========

200X年 12月 25日 金曜日


『忍び』『娘』『盗み』
この三拍子が揃った女


『赤ずきん』が現れる…。

彼女が子供の部屋に忍び込むと、

子供達は彼女にこう問い掛ける…



「ねぇサンタさん…どうして赤い帽子じゃなくて頭巾なの??」




彼女はこう答え、また子供のプレゼントを奪い取る…。













『この世にサンタはいないのよ…。』









感想

感想はありません。

「 神様の親戚 」の携帯小説

コメディの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス