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月の葉書2部9−2

[420]  速見  2008-09-20投稿
風紀)ぎやぁぁぁ

左腕を失った風紀が悲鳴を上げる

雷斗)行くな!!ナラビ君!

心配したナラビが風紀に駆け寄ろうとするが雷斗が止める

雷斗)食らえ!!

雷斗が両手をフライシンワークに再度向る

「ラゥリニアウス・ジン・ラインガル!!」

雷斗は上級の技を出し惜しみ無く繰り出す。さらに……

「ディガニウス・ヘイダー」

香雲も一番上級の技を出して来た。香雲の髪の毛が部屋の壁くらいに増殖してその一本一本が鋭い針になった。その針が一斉にフライシンワークを襲う。その形はまるで獅子みたいだった

黄色き龍と黒き獅子の一斉攻撃がフライシンワークに当たった

ぎゃぁぁぁぁ

今度は、少なからず痛そうな声を出したフライシンワークだったが

香雲・雷斗)なっ!?

なんと、傷が付いたのは香雲が攻撃した背中だけであった。しかもかすり傷程度だったのだ

ナラビ)そっそんな

ナラビが絶望から足を地面に着けた瞬間ナラビの頭の上を何かが通ったみたいに風が吹いた。一瞬風紀兄ちゃん?と喜ぼうとしたが……

ゴキっと鈍い骨が折れる音が響いた


その瞬間、香雲と雷斗が一瞬でフライシンワークの尻尾によって倒された

雷斗が直接当たって吹っ飛ばされ香雲はその雷斗に当たったようだ

香雲はあまり外傷的ダメージは無かったが頭を強く打ったのか気絶していた

雷斗は見るからに絶対折れてるでしょうってくらい右腕が変な方向に曲がっていた

何と風紀・雷斗・香雲が一瞬でやられたのだ

風紀)クッ……かっ……香雲……雷斗

風紀は無くなった左手を抑えながら2人を呼ぶ

しかし、フライシンワークは風紀達にトドメを刺そうとしてまた口を大きく開ける

風紀)ここまでか!

風紀が死を悟った瞬間

フライシンワークの目の前で眩い光が発光した。長年封印されて急な光は目に毒だったのか暫く身動きが取れなかった。しかし、一分程経つと視力を取り戻し、フライシンワークはナラビに攻撃の目を向たのだ

風紀)逃げろ!ナラビ!

死にそうな位の激痛に絶えながら必死に叫ぶ風紀

しかし、ナラビは風紀の方を見るとニッコリと笑ったのだ

風紀)!!! やめろぉぉぉぉ

風紀の叫び声が空間に響く

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