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手の檻 弐

[476]  ghost  2008-10-27投稿
「僕は、知ってるよ、幾摩、」

「どこで調べたんだよ!!気持ち悪い!!」

「気持ち悪いなんて失礼な、意外と何でも知ってるんだよ、ぼくは」

また、不適に笑う、そいつをみて飛び降りようなんてきはうせた。

「ねーねー、どこ行くの?幾摩?」

「帰るんだよ、家に、飛び降りる気なんてうせたよ」

「よかった諦めてくれて、」

「付いてくんなよ!!てかおまえ誰だよ!!」

「えっ!!ぼく?僕は天童遊亜っていうみたいだよ」
「みたいだよってなんだよ、」

しかし、オレは、この何気ない、言い回しの理由のせいですごいことにまきこまれるのだった。
「てか、しごとってなんなんだ、」

「手伝ってくれるの!!」
「とりあえず、聞くだけだよ」

「なーんだ、えっとねーこの世界をぶち壊すんだよ」

また、あの不適な笑いをした。

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