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恋愛施設『ペアカード』2

[826]  神様の親戚  2008-11-05投稿
施設での生活が始まって初日。



まずは自分の寝る部屋を決めるらしい…


俺は306号室の三人部屋に入る事になった…。

〜306号室〜

誠「初めまして!22歳!誠!今日からよろしく!同じ部屋だし仲良くしようね!」



『誠』か…

顔6点 声4点 体5点

ってとこだな。

どこの学校にもいそうな典型的タイプだ。

例えるなら『タマゴふりかけ』

シンプルかつ味薄。

俺の圧勝。




一成「一成だ。よろしくなっ。」



もう一人は…


太一「は…初めまして…お、俺…デブで、不細工で、足短いから…モテなくて…だから…ここに来て彼女作りたくて…それに…友達もいなくて…だって俺…デブで、不細工で……」










圧勝。


誠「じゃ、じゃあ仲良くしようね!!」

一成「あのさぁ…明日何すんの?」

誠「わかんない。でも起床は8時だって!!どうする?女の子見てくる?」


一成「ふーん…俺はいいや。とりあえず寝る…。」


一ヶ月ある。焦らなくったっていいだろ…。



3時間後…
午前1時。



トゥルルルル…



一成「携帯鳴ってるぞ!」

誠「俺じゃないよ!?
ん?なんか机の上に携帯あるよ…」


一成「何だこの携帯?」


誠「もしかして部屋に一台ずつ置いてあるんじゃない?」

一成「何の為?」

誠「う〜ん…今のメールみたいだし、見てみればわかるんじゃん?」




ピッ!





『題名 カップル成立』



誠「あ〜!この携帯に情報が来るんだぁ…って
え!!もう!?」






嘘だ。こんな早く出来る訳ないだろ?まだ俺達女の子と話してもねぇんだぜ??
いくら何でも早過ぎ…




ん?


ま、ま、ま、


まさ、まさ、まさか…




(スタート一日目…この初カップル成立で…一成は…誰よりも焦り…誰よりも…恐怖を感じた…)




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カップル成立 『8番』

残りペアカード

『1,2,3,4,5,6,7,9,10』

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