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空から1000万(8)

[672]  キユデヒ  2008-11-11投稿
恋愛はいらない…。
2時間の恍惚の時…。
金があれば人が買える
時代…。
後腐れないし…。

愛は入らない…。
苦しくなるだけだし…。

まあ、こんな話は
いらないか…。

行きつけの風俗店に向かう店長とも顔馴染みとなった俗に言う高級なとこ…。

待合室も個室。
飲み物やケーキ…。
甘いのは苦手だ…。
無料だけど…。

甘いのは苦手といいながらスコールをいつも飲む…。
数分後、店長が来た。
「ご用意ができました。」そして、303号室前…。
「それでは…。」
店長はその言葉を残し
去って行った…。

俺はいつものように
ドアを2回ノックした。

中から声が…。
「本日はありがとうございます…」
次の瞬間
「ま…愛美ちゃん?」
「た…田沼くん…。」
色んな感情が駆け巡る…。幸せな…はず…子供も…。こんなに緊張した事は
なかった…。

恐る恐る部屋に入った…。「…お飲み物は…」
「…あ…ブランデー」
俺はかっこつけていた。
あの娘は仕事と割り切っているのか…。
営業トーク…。
俺もそれに合わせた…。



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