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ソードメーカー14―21

[436]  いっと  2008-11-16投稿
と、言いかけて、中の光景を見た瞬間、口をあんぐりと開けて固まってしまった。
ルイスの目の前では、ロイとミリスがベッドの上で抱き合っていたのである。
ミリスとロイもルイスを見ながらしばらく固まっていたが、突然我に返って、
「き、きゃあ!」
「わ、わわっ!」
と、小さく悲鳴を上げて、慌てて身体を離した。
「ち、違うのよ、ルイス、こ、これは何というか…その…」
ミリスは顔を真っ赤にして、しどろもどろになりながら、この状況を上手く説明しようとした。
「…せ、先生…ロイとそういう関係だったんですか…」
ルイスは唖然とした表情で、顔を少しだけ赤くしながら、恐る恐るといった感じで言った。
「だ、だから違うって言ってるでしょう!そういう事じゃなく…」
「…そうなんですか?…まさか!ロイ、お前、先生を襲ったんじゃあるまいな!?」
「んな事するか!襲ったらどういう結果になるか、分かるだろ?」
ロイは顔を赤くしながら、一つ小さくため息をついた。
「ああ、なるほど!…という事は…先生が襲ったんですか?」
「襲ってないわよ!」
そんな会話を繰り返した後、ロイはミリスと交していた会話等をこと細かく説明するはめになったのである。

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