携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 学園物 >> また明日へ?

また明日へ?

[478]  うりぼう  2008-11-20投稿
『だっ抱かれろ??ふざけんな!!』
私は拳を握り締め、しかし手ににじんだ汗が男への恐怖を表していた。。

男はまだ、不気味に笑っている。

ふと私は携帯のバイブがなっている事に気付いた・・・智弘さんからだ!!

この場を切り抜けたい気持ちが、どんどん増してくる。

様子をみた男はかすれた声でこう言った。
『なぁ・・・。どうして、俺に冷たくするんだぁ・・・』

私は言葉も出ない。
『なっっあっぁ、、』

私はまた携帯のバイブがなった。。バイブの回数からしてメールだろう。おそらく智弘さんからの


衝撃は!!!次の瞬間である!!!

キキキ゛゛゛ーー!!!酷く耳触りなブレーキ音!!!
前方を見ると、トラックの運転手が、ガラス越しにも青ざめているのがわかった!!!

そして・・・・・・・・・・・・トラックの前では。 10歳前後の少女が・・・・・・

私は思わず目をそらした、吐き気がしたがぐっとこらえて、携帯を・・・・・・手が震えて上手く押せない。

ふと制服の男は私の前を通り過ぎた・・・。
通り過ぎざまに、消えてしまいそうな声で『サ・・・ヤ・・・カ・・・』と言った?
          私は救急車を呼んだ!!!
『いっ急いでください!!!』
幸い私よりも早く電話した人が居たらしく、1分もしない位で救急車がきて、人が運ばれた・・・
運ばれた・・・ 運ばれた・・・
運ばれた・・・
運ばれた・・・・・・・・・・・・
時が止まったみたいだ・・・私は青ざめていた・・・。 担架に運ばれているのは、大人だ・・・男の人だ・・・そう。あの青ざめていた運転手だ・・・。ショック状態なのだろうか? いやっ・・・私にはそうは見えなかった・・・

ふと、事故現場をぼ〜っとみた。。もう何がおきても、私は平気かもしれない・・・
さっきまで血だらけだった女の子は、血も消えて、立って泣いている、それを制服の男が慰めている・・・

制服の男は今までにない位の優しい顔で、真剣に慰めている・・・

間違いなぃ。


女の子を助けたのは。

制服の男みたいだ・・・・

感想

感想はありません。

「 うりぼう 」の携帯小説

学園物の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス