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続 いい加減にしてくれ!?

[566]  2008-12-03投稿
 誠一は、ベッドの脇に置いてある黒いレザー調のソファーにドカッと腰掛けた。
「コーヒーないの?..やっぱ眠いわぁ!」
そして煙草に火を付けると長い脚を組んだ。

片平「ここは禁煙じゃぞ!」

「ところでオッさん..わるいんだがこのお嬢さんと二人っきりで話がしたいんだ..
ちょっと外してもらえないか..とコーヒーはあとでいいや」
片平 「うむ...なら済んだら呼んでくれ」

片平は病室から出ていった。

誠一はソファーからゆっくりと立ち上がると、まだ窓の外を眺めている結花の脇に近付いた。
そしてすっかり色付いた銀杏並木をしばらく一緒に眺めた。
誠一「助かったな..良かった..ほんとに」
一瞬結花は誠一を見るがまた外へ視線を投げた。
結花 「...ここは?病院?あなたが助けてくれたんでしょ..ありがとう..ほんと死んだと思ったわ..」
 「しかしあの女...絶対に許さないわ!」

誠一「お前!女にやられたのか!」

結花「そうよ!いきなりブスッとよ!」


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