殻
2001年春
俺は喜多祐児!
俺は地元の隣街の中学に入学した。
小学生から悪さばかりだった俺を地元の中学校は受け入れてくれなかった。
ガラガラ
「行ってきまぁす。」
「よ〜し、俺も今日から中学生だぁ〜。部活は柔道がいいなぁ〜。」
キ〜ン・コ〜ン・カ〜ン・コ〜ン
「ヤベッッ、入学式当日から遅刻する〜」
タッタッタッタッ ドンッッ?
「イッテテテテ?」
「何だこいつ?一年坊かぁ?」
(やべぇ〜有名なヤンキーグループだぁ?)
「挨拶なしかぁ?おぃっ?」
「スイマセンでした。」
「こいつ髪も染めてんぢゃねぇ!」
「調子にのんなよ!?わかったら早く行け!」
「はいッッ!すいませんでした!」
(早朝からついてねぇ〜?)
「?〜〜♪〜」
「新入生入場」
俺の新しい学校生活が始まった。
入学式が終わってすぐ、先生に呼ばれた。
「お前髪染めてるだろ?」
「いや、自毛です。」
「だっだら昔の写真持ってこい!」
「はい」
と言っても写真を持って行く事ゎなかった。何故なら自毛なんてまったくの嘘だから。
教室に戻り俺ゎ朝からツイてない事に苛立っていた。
中学生活の説明も終わりやっと家に帰れる。
しかし、中学のタメヤンキー集団は俺に目を付けていた、校門のとこで俺を待っていた。
「おいっ!お前隣街の喜多って奴だろ?」
「そうだけど何か用?」
「お前昔から名前聞いてたけど弱そうだな?」
「こいつの昔のあだ名知ってるか?耳にたくさん安全ピンつけてたから、安全ピンってんだぜ」
(アハハハハハハハ)
「何も用が無いんだったら話しかけんな!」
「お前生意気なんだよ!気に食わないんだよ!」
「だったらなんだ?」
バキッッ!!
「痛ってぇ〜!ふざけんな」
「おいっ!何やってる!!」
「ヤベッッ!先公だぁ!」
「チッ。」
ホント今日はツイてない?トホホホ
「ただいまぁ!」
「おかえり〜!ってその顔どうしたの!?」
「遊んで欲しいってダダこねられた(笑)」
「喧嘩はやめなさいよ
「わかってる」
次の日
「行ってきまぁす」
(今日も頑張るぞぉ〜)
この後の俺の学校生活ゎ忙しくなるなんて思ってもいなかった。
続く
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