携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ミステリ >> サヨウナラ精製水(6)

サヨウナラ精製水(6)

[615]  キユデヒ  2008-12-05投稿
特別、学内で目立つ存在じゃなかった私…。
ことあるごとに話しかけてくれたな…なぜなのか?

今でも不思議でならない。「レポートの書き方がわからないんですけど…」
「あの映画みましたか?」「新しいお店が出来たみたいですね?行きませんか?みんなで…」
研究大好き人間の私は
断り続けたな…。
いや…二人でナポレオンの何かを見に行ったな…。
美術館…。
ほとんど黙ったままだった
彼女は卒業後、実家の滋賀県に帰った…。
私はそのまま大学に残り
さきの見えない研究に入れ込んでいた…。

しかし、再会はすぐに訪れた…。
安井武と久保留美子の結婚式だったな…。
二次会の席で佐重子の周りには男達が群がり盛り上がっていたっけな…私は店を出て駅前の屋台でラーメンを食べていたら佐重子がやって来た…。
みんなは?
「私、あまりお酒飲めないんですよ…それにしても、お久しぶりですね先輩!」酒が入ってたせいか
私もつい話こんでしまったっていうのも彼女は聞き上手過ぎる…。
色々な事を話した…。
「彼女いるんですか?」
百人中百人がこんな奴に
彼女がいるばずない!と
思う男だろうから…。
なんでそんな事聞くんだろう…。

感想

感想はありません。

「 キユデヒ 」の携帯小説

ミステリの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス