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わたし海賊希望な女子高生?31

[436]  うりぼう  2008-12-22投稿
白虎『ガルルルル!!』

警察『ひっ怯むな撃て撃て!!』

ダダダダッ ダダダダッ

銃弾が散乱し、街は大パニックだ!!

白虎は近くにあったビルの大きな蟹の脚をへし折り、隣のビルからまた、隣へと移り、警察をあざ笑うかのように、そして俊敏で華麗に飛び出し上がった。

『あ〜・・・・かに道楽の蟹が落ちたぞ』


クルー『クマさん。まずいぞ、あの神獣このままだと俺達と接触しちまうぞ』

シマクマ『ああ・・・確かに、俺は女は苦手だ。逃げるか?』

クルー『クマさん相変わらず人見知りで・・・・』

シマクマ『ああ。いまだにたこ焼きすら満足に買えないからな・・・・話すのが恥ずかしいから!行くぞ!』

海結『ねぇミーナ!違う違う!!九州方面に行きたいの!』
白虎『ミーナとはなんだ?』

海結『うんアナタの名前。やっぱりペットは名前つけなきゃだし、とにかく九州方面お願いね』

白虎ミーナ『悪いが九州はまだまだ先になりそうだな!とにかく、今は四神朱雀の捕獲が先決だ!』

海結『って何処にいるの?』              白虎ミーナ『風水では本来南だが、恐らく朱雀には邪が取り繕いているだろう!!不思議な事に名のある海賊共も中心へ向かう!ならば私達も中心へ向かう。東京だ!』

海結『えっ東京こわヒ東京こわヒ・・・・ウルウル』

シマクマ『奴らもしつこいな。このままだと海賊船から離れすぎてしまうな』

クルー『どうします?この際だから、予言の地、東京へ向かいますか?』

シマクマ『走って行くのか?なぁ?そうなのか?』

クルー『まぁ・・・・・クマさんが女と話付けてくれれば逃げる必要もないかと。』

シマクマ『そうか!止まれ!』

キューッッ!!!


シマクマ『我はシマクマ海賊団リーダーシマクマだ!!!何故に我等を追いかけるかは知らないが、理由によってば容赦はしないぞ!』


海結『えっ』


白虎は海結を乗せスピードを上げ、シマクマ海賊団を通り過ぎ、東京へ向かった!!

盗賊達『おっあそこに居たぜ賞金首シマクマだ!』

盗賊達『ヒッヒヒ一生喰える金額だぜ皆のもの出てこい!』

腕利きの盗賊達は五百人にのぼり、シマクマ海賊団討伐に燃えていた。

シマクマ『やばっ逃げるか!!』

クルー『走るのって楽しいな!!』

シマクマ『ああ最高だなぁあ東京まで行くぞ』

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