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カヤノコイXイブサンタ?

[406]  麻呂  2008-12-26投稿

『マジで?!やったぁ!!ラッキー!!』



すごく素直なコ。



今時、貴重な存在かも。



『あはは。』



『なんで笑うの?!僕、なんか面白い事言ったかな?!』



『ううん。何も。』


わたし、今日は何か変だ。



過去に何度か、こういう風に男のコにナンパされた事は、あったけれど、



実際にデートした事なんて1度もなかったのに。



『じゃあさ、こうしようよ。

今日だけ、僕とお姉さんは恋人同士‥‥ってのはどう?!』


『あはは。いいんじゃない?!』



無造作にワックスで動きをつけた、アッシュ系の色の髪を気にしながら、手をやる仕草は、



もしかして、照れてるのかなって思った。



『あのさ、その前に君の名前を教えてよ。』



『あ‥‥そうだよね。遅れてごめん。

僕、伊吹 颯太(イブキ ソウタ)。

ちなみにT高校2年です。』



『へぇ。T高校なの?!頭いいんだキミ?!

わたしは、茅野 めぐみ(カヤノ メグミ)職業は普通のOL。

わたし、キミより5歳も年上なんだね。ショック。』

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