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夢のかけら

[891]  キャロルの秘密  2009-01-03投稿
花の匂いを嗅んだことがあるかい 慌ただしい日々に立ち止まることなく

急かされてるような毎日のなかで僕は少しばかり疲れている

君に夢中で話した夢はもう遠い記憶の中へ
忘れかけていた思いが胸に蘇るこの夜に

流されて行くもの流れて行くものそんな狭間の中迷いながら
確かな明日さえ掴めないままで僕はきっと今日も捜している夢のかけらを捜している

暮れ行く空を眺めたことがある夕日に照らされた笑顔覚えてる
川沿いの道を駆け出した君のその最後の背中思い出した

幼い瞳の奥に写ったあの頃の君はいない
きっとあの時から二人別の夢を見ていたんだろう

変わってしまうもの変わらずにあるものすり替えられて行く心さえも
どんな昨日よりも輝く明日を僕はきっと今日も捜してる夢のかけらを捜している

夜空の星を見つめたことがある悔しさに心が負けそうなときに
滲んで見えるのは涙のせいなの切なさ抱きしめて歩きだそう

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