携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ホラー >> パンデミック?

パンデミック?

[544]  うみ  2009-01-15投稿
田中は焦っていた。
なんとしてでも元村直樹を見つけ出し病院に連れ戻さなければ、自分の命が危ないのだ。

この時もう元村直樹を含めその家族はこれから国家が巻き起こす前代未聞の不景気対策に巻き込まれていたのだ。


田中が出て行ってしばらくたったが由紀子は玄関に立ち尽くしていた。
田中は勤めていらしたと言った…
ということは、やはり直樹は保健所へ行ったのだろうか。
そしてもうひとつ…
なぜあんなに簡単にドアを開けてしまったのだろう。
ドアを開けたのが短時間だったとしてもインフルエンザウイルスは確実にこの家に入り込んでしまっているだろう。

由紀子はパニックに陥った。

「もうどうしろってゆうのよぉっ!!!」

「お母さん…どうしたの?」

息子の声を聞いて自分を取り戻せたようだ。
この子のためにもなんとか生き延びなければ…

感想

感想はありません。

「 うみ 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス