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君は太陽 僕は月 3
[761]
キャロルの秘密
2009-01-20投稿
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「じゃあ、上田さん。また来月もよろしくお願いします」
「ああ、こちらこそよろしく頼むよ」
「僕はこれで失礼します。ありがとうございました」涼は今度は深々と頭を下げライブハウスの出口に向かった。
「涼、待ってたぜ」親友の小山隆司が出迎えた。
「ごめん、ごめん」
「謝る必要はないけど、やっぱり、お前の歌は最高たよ」隆司は親友であるが、このときばかりは涼が眩しく見えた。
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