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【日々の光】 別れ編

[564]  ライダー  2009-01-26投稿
マンションの前で洋介が携帯に電話しても緋里は出なかった
数時間 洋介はマンションの下で待っていた
♪♪♪〜 ベルの音
「もう会いたくない…」
「どうして?」
緋里は昼間の出来事を言った
「妹だよ 近くに住んでいて久しぶりに喋っていたんだ」
「嘘よ… もう信じない」
「疑うんだったら今度紹介するよ」
緋里は電話を切ってオートロックの扉を開け洋介に抱きついた
「逢いたかった!」
「私も…」
洋介に抱きついて握ったシャツに汗が滲んでいった



二人に時間はあまり必要なかった


緋里と洋介は付き合って一年が過ぎ結婚を意識していた

寒さがきつくなる季節になり大学もあと少しで卒業となっていた

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