携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> 奈央と出会えたから。<313>

奈央と出会えたから。<313>

[537]  麻呂  2009-01-28投稿

『何よ、タツヤ。

聖人の心臓のコトは、あんただって知ってる筈じゃん。

奈央も黙ってないで言い返さなきゃ!!』



直ぐに、そう言い返してくれたのは、ユカ。



あたしは、タツヤの言葉で聖人がキレてしまうんじゃないかと、ハラハラしていた。



だって、



さっきから聖人は、その鋭い眼光でタツヤをジッと睨み付けていたから。



でも、あたしのそんな不安は、見事にくつがえされた。



『悪かったな。

そういうコトで、俺、体育祭には出れねーから。』



バタン――



一言そう残して、



聖人は教室を出て行ってしまった。

感想

感想はありません。

「 麻呂 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス