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ボン君の不思議な大冒険38

[408]  うりぼう  2009-01-30投稿
チビ魔導師ニュッチの餌の付いた釣り竿に、気を盗られていた大樹達は、後ろから三人の武装兵達に今まで気づかなかったのだ!!!

大樹『しまっ゛゛゛』

景奈『た゛゛゛゛』
テン吉『狙いは後ろかぁ゛゛゛゛゛』

マークン『アワワワ!!!』

武器を空にかざした武装兵三人は一斉に、飛び上がり、大樹達へと急落下した

兵士A『とったなり!!!』

大樹は景奈とマークンを抱き抱えしゃがんだ!!

大樹『チキショーせっかくここまで来れたのに!!!』

テン吉『打つ手なしか゛゛゛゛゛゛゛くそ!!!』

兵士B『ヒェッヘヘ俺様の餌だ!!!!』

大樹達は一斉に目を閉じた・・・・

・・・・・・・・

んっ?・・・・

なんだ・・・。

大樹はそっと左目だけをあけた。

景奈もマークンもテン吉も、ましてや自分も斬られていない。無事みたいだ!

震えるマークンを見て、前に兵士が居ないことを確認し後ろを見た!!!!

すると何という光景だ!!この世の光景なのか!!!・・・・は言い過ぎだが・・・・現実

大樹『あり得ないっしょ!』

大樹のあごは外れた!!

兵士B『うぐぐぁうぐぐぁ』

ニュッチ『つーれた♪釣れた♪なぁに釣れたかな♪ガーーーン!!!!!なんだ貴様!!』

ニュッチの釣り竿の餌に何と兵士Bが食いつき・・・・釣られていた!!

残りの兵士達も顔が青ざめていた!!
兵士『アッアア゛゛゛ぇ釣りの餌でしたか゛゛゛』

ニュッチ『バカ兵が!この!バカ兵が!何度、言えば解るんだ!!こ〜れ〜は僕の餌だとどれだけ教えれば気が済むんだ!この!バカ兵が!』

兵士は敬礼しビシッと言った!

兵士『はい!今回で18回目でございます』

大樹『ガーーーンそんなに!犬でも引っかからねぇぞ』

テン吉『そうだ!わん』

ニュッチ『バカ兵がくそぅ!バカパパにチクるぞ!』

兵士『そっ其れだけは勘弁ならないでしょうか!』

ニュッチ『僕でさえ二回しか引っかってないのに!竿を放置した事忘れたんだからしょうがないけどさ!』      
大樹『しょうがなくないぞ!!おい!』
景奈『アハハだいちゃん!ニュッチの倒し方浮かんだわぁ!』

ニュッチ『チッチッチ無駄無駄!兵士共やっちまいな!!』

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