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壊れた脳漿は微笑みを知らない9

[605]  アスク  2009-02-14投稿


ゼルダ「それで…、何で俺を呼んだんだ?」


?「またクスリを調達して来て欲しいんですよ。…最近契約者が増えてますから。」


ゼルダ「…まぁそんなこったろうと思ってたがな…。3日で届ける。あと…。」

?「あと…?」


ゼルダ「お前…。本名はなんていう?…日本人だろ?」


?「…名前…。そんなものに意味などありませんが…、いいでしょう。

私は明智彦ノ宮といいます。しかし…、その名で呼ばれるのは好きではありません。今まで通り、お前と呼んでください。」


ゼルダ「…。いつになったら…、この仕事を辞めるんだ?お前はまだ若い。この世界に居るべき人間じゃないだろ…?」





明智「…何を言ってるんですか…。

辞めませんよ…。
最後まで…。」


ゼルダ「…。」


明智「私達は…、もう…、引き返せないんですよ…。」


ゼルダ「…。そうだったな…。すまない…。









しかしアレだな…。







お前のやってることは人々の救済じゃなく、クスリで幻覚を見せているだけじゃないか。

悪魔の契約を交わした人間にクスリを投与して、幻覚を見せているだけじゃないか。」





明智「…まぁ…、いいでしょう?契約者は自らその道を選ぶんですから。」

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