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最終戦闘少女イザナミ-13

[485]  和洋折衷  2009-02-16投稿
バイスは大統領執務室に戻ると、まず日本国総理大臣へのホットラインを、つないだ。

「ハロー、プライムミニスターナガタ・・・新たな歴史が動きはじめたようです。私はこれより地獄の業火の中を、歩まねばならない。世界中の人々の命が私に委ねられた。
バイスの名が、悪魔の代名詞として後史に記されても、私は運命を受け入れる。」

「わかっています、大統領。もうなにもいわなくていい。
だが、あなた一人を虜囚にはしない。
日本、ひいては人類のために、敢えて私も鬼の汚名を被りましょう。
共に地獄をいきます、プレジデント!。」
日本国総理永田の言葉に淀みはなかった。
強固な意志に満ちた決意ともとれた。

「ナガタ・・・あなたは!
おお神の民族ヤマト・・・。人類は神の加護を得たのやも知れぬ。
アインシュタインの残した言葉・・・今ほどこれを、希望のよすがとして、私を支えるものが他にはない。」バイスの言葉は、震えていた。

ヤマト・・・古代ヘブライ語で「神の民」を意味する言葉。

アインシュタインは、ヤマト民族をして、世界が救われるという予言を残していた。

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