盲目のピアニスト ?
ジリリリリン!!
セットしていた時計が鳴っている。
ジリリリリン!!
カチッ。
時計を止め、手に取り見つめる。
俺は時計を見るのが好きだ。
その時、その空間だけ時間の進みを感じられる。
無限に続く現実、永遠にも思える時の進み。
「時間なんて無ければ良いのに……」
ポツリと呟く。
必要なのは時間では無く区切り。
進まない時間など要らない。
繰り返しを始まりに変えてくれる区切りが必要だ。
時間は必要無いが、時間と言う区切りは必要。その矛盾がイライラを更に募らせる。
そんな事を考えていたが、ハッと我に帰ると気付けば遅刻ぎりぎりの時間になっていた。
慌てて支度をして家をでる。
いつもなら学校に行くのが嫌でしょうがない。
でも今日は違った。
昨日の放課後のピアノの音が気になる。
こんな気持ち、小学校の時の遠足の前の日に置いてきたと思っていた。
「不思議な感じだ」
久しく感じていなかった思いに浸っていると、ようやく学校が見えてきた。
セットしていた時計が鳴っている。
ジリリリリン!!
カチッ。
時計を止め、手に取り見つめる。
俺は時計を見るのが好きだ。
その時、その空間だけ時間の進みを感じられる。
無限に続く現実、永遠にも思える時の進み。
「時間なんて無ければ良いのに……」
ポツリと呟く。
必要なのは時間では無く区切り。
進まない時間など要らない。
繰り返しを始まりに変えてくれる区切りが必要だ。
時間は必要無いが、時間と言う区切りは必要。その矛盾がイライラを更に募らせる。
そんな事を考えていたが、ハッと我に帰ると気付けば遅刻ぎりぎりの時間になっていた。
慌てて支度をして家をでる。
いつもなら学校に行くのが嫌でしょうがない。
でも今日は違った。
昨日の放課後のピアノの音が気になる。
こんな気持ち、小学校の時の遠足の前の日に置いてきたと思っていた。
「不思議な感じだ」
久しく感じていなかった思いに浸っていると、ようやく学校が見えてきた。
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