Push!Push! #19
三宮さんは、おれの隣に座った
席の間が狭い!
三宮さんの、良い香がする!
「細いのにけっこう食べるんやね〜」
「う、うん」
緊張する。オカズの味がしなくなる
三宮さんはご飯と小さいオカズ2品
そこにも女性らしさを感じて
更に緊張が高まった
「いいなぁ。私も太らへんかったらいっぱい食べるのに〜ぃ」
「う、うん」
ダメだ!緊張して会話にならない、箸も進まない!
「最近変わったんちゃう?」
おれを見て話しかけてくる
おれは目を避けるようにして
視線はオカズに集中した
「い、いや…別に…」
早くご飯食べねば!この雰囲気はダメだ
ご飯を口に詰め込む
「変わったよぉ。みんな言ってるし〜」
聞いてるよ。と合図だけの小さく首を傾げる
「彼女できたんでしょ」
「ぶふっ」
おれは
口の中のご飯を吹いた
回りの人達がおれの方を見る
小さく頭をペコペコさせて
お詫びの態度を見せた
「ご、ごめん。吹きださせて」
三宮さんはクスクス笑ってる
「いるかいないかわからないくらい、存在感無かったのにね〜」
(…別にいいじゃないか)
「彼女できると変わるね〜」
(彼女できた事になってる…)
変な誤解されたままじゃ嫌だったので
「彼女は…できてないかな…」
テーブルの上に散らばった
ご飯を集めながら答えた
「え〜?そうなん?じゃぁなんでぇ?」
三宮さんは若い子に多い、語尾を延ばす喋り方をする
甘えっ子ぽく可愛いので
男子に人気あるようだ
「なんでやろ…」
自分でもわからなかった
答えようが無い
「なんかねぇ、女子もみんな言うてるよ?」
女子がみんな、おれの話題…
考えただけで緊張する
(とりあえず早く店出たい…)
「体つきも変わってるしぃ」
そういえば、最近スーツやシャツにフィット感があった
自分でもわからなかったのに
女子はよく見てる…こわい
おれはまた、ご飯を口に詰め込みだした
席の間が狭い!
三宮さんの、良い香がする!
「細いのにけっこう食べるんやね〜」
「う、うん」
緊張する。オカズの味がしなくなる
三宮さんはご飯と小さいオカズ2品
そこにも女性らしさを感じて
更に緊張が高まった
「いいなぁ。私も太らへんかったらいっぱい食べるのに〜ぃ」
「う、うん」
ダメだ!緊張して会話にならない、箸も進まない!
「最近変わったんちゃう?」
おれを見て話しかけてくる
おれは目を避けるようにして
視線はオカズに集中した
「い、いや…別に…」
早くご飯食べねば!この雰囲気はダメだ
ご飯を口に詰め込む
「変わったよぉ。みんな言ってるし〜」
聞いてるよ。と合図だけの小さく首を傾げる
「彼女できたんでしょ」
「ぶふっ」
おれは
口の中のご飯を吹いた
回りの人達がおれの方を見る
小さく頭をペコペコさせて
お詫びの態度を見せた
「ご、ごめん。吹きださせて」
三宮さんはクスクス笑ってる
「いるかいないかわからないくらい、存在感無かったのにね〜」
(…別にいいじゃないか)
「彼女できると変わるね〜」
(彼女できた事になってる…)
変な誤解されたままじゃ嫌だったので
「彼女は…できてないかな…」
テーブルの上に散らばった
ご飯を集めながら答えた
「え〜?そうなん?じゃぁなんでぇ?」
三宮さんは若い子に多い、語尾を延ばす喋り方をする
甘えっ子ぽく可愛いので
男子に人気あるようだ
「なんでやろ…」
自分でもわからなかった
答えようが無い
「なんかねぇ、女子もみんな言うてるよ?」
女子がみんな、おれの話題…
考えただけで緊張する
(とりあえず早く店出たい…)
「体つきも変わってるしぃ」
そういえば、最近スーツやシャツにフィット感があった
自分でもわからなかったのに
女子はよく見てる…こわい
おれはまた、ご飯を口に詰め込みだした
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