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二十歳のシグナル(3)

[521]  優風  2009-03-18投稿
人生の初デートはグタグタて゛散々だった。会話もほとんど交わす事なく映画を見て帰ってきた。そして何よりちさが夜、キャバクラで働いてるのが気になって仕方なかった。
落ち込んで帰宅して布団に転がる。嫌な事があると寝るというのが僕のくせだ。言わば現実逃避だ。そして何より今日はすごく疲れた。



「おい、早く来いって」
「良光はノロマだなぁ。だから連れてきたくなかったんだよ」
゙ゴンちゃん゙ど光成゙が文句を言いながら僕のはやし立てる。二人はずんずんと雑木林の中をずんずんかいくぐっていく。僕は、
「待ってよぅ」
と、はんべそをかきながら二人の後を追う。秘密基地を作ろうという話しをたまたま二人が話してるのを聞いで僕も参加したい゛と言って着いてきたのだ。二人からどんどん切り離され雑木林の闇に包まれ真っ暗になった。二人の姿はどこにもない。しばらくしてから目を覚まし夢だと築いた。涙が出ていた。昔の思い出が夢としてよみがえったみたいだ。今日のデートの事もあって気持ちがふさいでたせいだろう。 気持ちを落ち着かそうと風呂に入った。夏でも僕は湯船にお湯を溜める。僕にとって湯船が一番落ち着く場所なのだ。入浴後は少しTVを見てからまた深い眠りについた。

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