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導き 7

[414]  2009-04-01投稿
海斗「俺の…親?」
アル「うむ………」
海斗「じゃあ何で…?何で今まで黙ってたんだよ!?俺には親がいないって…家族は梓だけだって!!」
梓「騙すつもりじゃなかったわ………仕方なかったのよ!それに………」
海斗「それに何だよ!?」
梓「あなたと私は………兄弟じゃない………」
海斗「………なんで?(嘘だ…嘘だ…嘘だ…)」
アル「どうした?」
海斗「なんでだよ!?なんで、なんでほんとの事教えてくれなかったんだよ!!何が仕方なかったんだよ!?」
梓「落ち着いて海斗!!」
海斗「う、うぅうぅ!!うぉぉぉぉぉ!!!」
梓「か、海斗!?」
アル「ふむ…覚醒が始まったようじゃの………暴走されるとマズイ………抑えるなら……今じゃ!!」
梓「抑えるって!?」
アル「なぁに、少し気絶してもらうだけじゃ!!」
海斗「ガァァァァァ!」
俺は込み上げる怒りに身を任せてアル達めがけて突進した。
アル「サンダー!!!」
その瞬間だった。
バチバチバチバチ!という音とともに体に痺れが走った。
海斗「ぐっ………」
そのまま俺は意識を失ってしまった。

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