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封印

[552]  北原 海藤  2009-04-02投稿
何かが居る!熊?いや、小さい!人?急に怖くなった僕らは山の中の渓流に居るでも奴は少し離れた笹薮に居る!こんな不安な気持ちになったのは初めてだ!
「ヒロ、何だべ!」『わかんねけど、やばいか?』
「みんな!離れんなよ!」小学最後の夏休みにいつもの様に朝から海に集まり、泳ぎ、遊び、ほっき貝を取り、子供社会の中で互いに成長していた。
その日は僕らの行事で浜辺から川を上り、山の中の沢までニジマスやヤマベを一網打尽にする日だった。
網を持ち、海水パンツだけで川を上るのは凄く面白いけどハードなのだ。
俺とヒロ、たっチャン、ヨッチ、ミツオ、テルの6人に人生で忘れられない出来事に遭遇したのだ。
リーダーのヒロを先頭にワクワクで川を上り始めたのは朝の9時頃で雲が一個も無い真っ青な空だった。
『今日は最高な天気だな』ヒロの掛け声でじゃぶじゃぶと川を漕いだ。
現地に着いたのは3時間位川をさかのぼった所だった。疲れも忘れ、みんな、大はしゃぎだった。それを見る前までは!場所を移動しながらどんどん沢の奥に入り川の水も少なくなった場所でミツオが立ち止まったままになった。『どした?なんかしたか?』
ヒロが大声をかけた。続

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