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導き 9

[384]  2009-04-06投稿
海斗「どーゆー意味なんだよ?俺の本当の世界って?」
神「お前はこの世界の人間ではない。お前は別次元で生まれた………カイルとリアナの息子として…」
海斗「その二人が…俺の親なのか?」
神「うむ………」
海斗「じゃあ何で黙ってたんだよ?!?だいたい…何で別次元の俺がこの世界に居るんだよ!?それに父さんと母さんはどうしたんだよ!?」
神「それが…あの二人の…カイルとリアナの願いだった…」
海斗「?」
しばらく沈黙が続いた。
神「話せば少し長くなる…」
俺は反応せずそのまま黙っていた。
神「別次元…ゲイルはこの世界とは全く違うものだ………今までお前がすんでいた世界にはもう魔法という者は存在しない。しかし、昔にはあちこちに魔法使いがいた。しかしいなくってしまった。なぜか…それは心の汚れた者共が現れたからだ。いわゆる悪魔というやつらだ。そやつらは殺戮を繰り返し、独立。そしてついには戦争が起こった。そして見事魔法使い達の勝利。悪魔は全滅した。しかし、魔法を恐れた魔力を持たない人間達は魔法使いを一人残らず皆殺しにすることにした…そして魔法は世界から消えた…」
海斗「じゃあさっきアルが使ったのも魔法…?」
神「あぁそうじゃ。そしてお前も使う事が出来る。」
海斗「俺…にも…」
神「まぁ詳しい事は今度じゃ。こちらの世界には魔法は無くなった。だがゲイルは違う…」

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