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[485]  あきひこ  2009-04-13投稿
優勝まであと一つ
神奈川県立横浜第三高校3年

宮出隼人は、大きく 深呼吸をした。

剣道を始めて6年
高校最後の大会

悔いのない大会にしたい
いままでなかなか試合に勝つ事ができず悔しい思いをしてきた隼人は

練習を休む事なくしてきた

『強くなりたい』

隼人は、宮本武蔵に凄く憧れていた

彼のようになりたい

そんな思いから始めた剣道だった

そして 最後の大会で いままでの練習の成果がみのり ここまできた。


決勝は午後1時から

時計を見るとまだ12時20分

隼人は気持ちを落ち着かせようと 首から下げている水晶を手に取った。
水晶は所々傷が付いているが不思議な輝きをしていた。

先祖代々宮出家で大切にされてきたもの

隼人が15歳の誕生日に おじいちゃんからもらったものである

隼人は水晶をギュッと握りしめた

その時 水晶が光はじめた

隼人は慌てて水晶を離そうとしたが 手に接着剤でもついているかのように 離れない

「なんだぁ」 隼人はどうしていいかわからず
うろたえていた

しかし 光はおさまらず それどころか ますます強くなるばかり

眩しくて目をあけている事すらできない

やがて光は 隼人を包みこもうとしていた

「助けて」隼人が叫んでも 誰も気がつかない

ついに隼人の体を光がおおった

隼人は怖くなり目をギュッとつぶった


つづく

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