ミサンガか切れるまで 5話
「ふぁぁ〜」
ハルヒの口からは溜め息が漏れてくる。
「どうしたんですか、ハル先輩?」
ゆーちゃんが心配そうに顔をのぞき込んで訊ねるが一向にハルヒの顔は晴れない。
そこに夏乃がやってきていう。
「どーせ陽太のことでも考えてたんでしょ」
「はぅっ!!」
「図星ですか!?」
「そんなあなたにいい報告です。次ある大会、管内に行くと……男子と会場が一緒です!!」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!「えぇ、それマジ!?」
「マジです」
「ガチで!?」
「ガチです」
興奮してだんだん声が大きくなっていく。
「あたし頑張る!!絶対行く!!管内行く!!」
「そういうと思った。だから、おまじない。ほい」
そういって夏乃から渡されたのは、ブレスレットというには質素でだけどカラフルで手作り感溢れるものだった。
「ありがとー…………で、なにこれ?」
「なにってミサンガだよ」
「ミサンガ??」
「先輩ミサンガ知らないんですか!?」
驚いたようにゆーちゃんはハルヒにむかって言った。
ハルヒはとりあえず首を縦に振る。
「……そうだったのね。まあ、とりあえず簡単に説明すると、願い事をこめて、手首か足首に巻いて、切れたら願い事が叶うの。勿論故意に切ったりしたらだめだから」
夏乃のその言葉にハルヒはもう一度大きく頷き、足首にミサンガを巻く。
管内進出できますよーに!!
それが今回ハルヒがミサンガに込めた願いだった。
ハルヒの口からは溜め息が漏れてくる。
「どうしたんですか、ハル先輩?」
ゆーちゃんが心配そうに顔をのぞき込んで訊ねるが一向にハルヒの顔は晴れない。
そこに夏乃がやってきていう。
「どーせ陽太のことでも考えてたんでしょ」
「はぅっ!!」
「図星ですか!?」
「そんなあなたにいい報告です。次ある大会、管内に行くと……男子と会場が一緒です!!」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!「えぇ、それマジ!?」
「マジです」
「ガチで!?」
「ガチです」
興奮してだんだん声が大きくなっていく。
「あたし頑張る!!絶対行く!!管内行く!!」
「そういうと思った。だから、おまじない。ほい」
そういって夏乃から渡されたのは、ブレスレットというには質素でだけどカラフルで手作り感溢れるものだった。
「ありがとー…………で、なにこれ?」
「なにってミサンガだよ」
「ミサンガ??」
「先輩ミサンガ知らないんですか!?」
驚いたようにゆーちゃんはハルヒにむかって言った。
ハルヒはとりあえず首を縦に振る。
「……そうだったのね。まあ、とりあえず簡単に説明すると、願い事をこめて、手首か足首に巻いて、切れたら願い事が叶うの。勿論故意に切ったりしたらだめだから」
夏乃のその言葉にハルヒはもう一度大きく頷き、足首にミサンガを巻く。
管内進出できますよーに!!
それが今回ハルヒがミサンガに込めた願いだった。
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