思い出の足跡(38)
・今日は残業を早めに切り上げて午後の七時半過ぎには会社を後にした。何故、残業を早めに切り上げたかというと僕と舞と畑中さんの三人で食事をする事になっていたからだ。僕は指定された場所へ足を速めた。
・指定されていた“MISAKA"という居酒屋に着くと時刻は午後八時を過ぎていた。店のドアを開けると、
「いらっしゃいませ」
と、店内に威勢のいい声が響いた。舞と畑中さんは入り口に近い席にいた。
「お疲れ、やっと来たか」
顔を赤くした畑中さんが僕を見てまずそう言った。それに続いて舞も、
「お疲れ様」
と、にこやかに言った。僕も“待たせたね"と言って舞の横に座った。それからカルピスサワーを注文した。
「すいません、遅くなって」
僕が謙虚に頭を下げると、
「いいって。まぁ、飲もう」
と、言ってビアカンにビールを注いで渡してきた。
「いただきます」
と、僕も言って注がれたビールを一気に飲み干した。それから今度は僕が畑中さんにビールを注いだ。“おう、サンキュー”と言って僕が注いだビールを畑中さんも一気に飲み干す。舞は青リンゴサワーを飲んでいた。
・「二人共、仲良くやってるみたいだね」
タコわさびを口にしなから畑中さんが言った。
「ええ、おかげ様で」
そう言って僕はもろきゅうに手をつけた。
「うまくいってるようで本当に良かったよ。紹介したかいがあるってもんだ」
そう言って畑中さんはタバコに火をつけた。
「これも全部畑中さんのおかげですよ。畑中さんには足を向けて寝れないよな」
舞を見て僕が言うと舞も微笑みながら“うん"と頷いた。
・それから一時間ばかり談笑してから僕達は居酒屋を後にしてカラオケへと足を運んだ。僕は最近、覚えた“ルーハ”の歌を熱唱した。
・指定されていた“MISAKA"という居酒屋に着くと時刻は午後八時を過ぎていた。店のドアを開けると、
「いらっしゃいませ」
と、店内に威勢のいい声が響いた。舞と畑中さんは入り口に近い席にいた。
「お疲れ、やっと来たか」
顔を赤くした畑中さんが僕を見てまずそう言った。それに続いて舞も、
「お疲れ様」
と、にこやかに言った。僕も“待たせたね"と言って舞の横に座った。それからカルピスサワーを注文した。
「すいません、遅くなって」
僕が謙虚に頭を下げると、
「いいって。まぁ、飲もう」
と、言ってビアカンにビールを注いで渡してきた。
「いただきます」
と、僕も言って注がれたビールを一気に飲み干した。それから今度は僕が畑中さんにビールを注いだ。“おう、サンキュー”と言って僕が注いだビールを畑中さんも一気に飲み干す。舞は青リンゴサワーを飲んでいた。
・「二人共、仲良くやってるみたいだね」
タコわさびを口にしなから畑中さんが言った。
「ええ、おかげ様で」
そう言って僕はもろきゅうに手をつけた。
「うまくいってるようで本当に良かったよ。紹介したかいがあるってもんだ」
そう言って畑中さんはタバコに火をつけた。
「これも全部畑中さんのおかげですよ。畑中さんには足を向けて寝れないよな」
舞を見て僕が言うと舞も微笑みながら“うん"と頷いた。
・それから一時間ばかり談笑してから僕達は居酒屋を後にしてカラオケへと足を運んだ。僕は最近、覚えた“ルーハ”の歌を熱唱した。
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