それでも俺は愛してる〜中編〜
あの事件から3日後、俺は遥菜に呼ばれて学校の裏庭に来ていた。遥菜はベンチに座ったが、遥菜に対し面目なく思っていたから立ったままでいることにした。
「あなた、ひどい目にあったね。昔から好き嫌いの多いあなたが給食の日に唯一機嫌が良くなるカレーの日だったのに、残念ね。」
俺は赤面した。そんな事まで知っているなんて思わなかったのだ。
「私はあなたの事割と好きよ?とても大人びていて、素敵だわ。あなたが先生と話す姿なんて最高よ。あなたの方が大人に見えるもの。ウソじゃないわ。」
「あなたの悪い話はよく聞くけど、皆情けないわよ。あなたの本質を見ようとしないなんて、それでいて一方的に嫌うなんて!」
彼女は憤慨したまま立ち上がり、俺達のクラスを睨み付けた。その時急に風が吹き、彼女のスカートがめくれてしまったので、俺はあわてて目をそむけた。と、小山の陰に人が見えた。誰だと叫ぶと、あの犯人が出てきた。見つかった事に驚いていたが、すぐに顔をにやけさせて俺を指差した。
「この助平め!いじめられっ子を装って遥ちゃんの同情を誘い、こんな所で2人っきりになるなんて!おーい、遥ちゃん!今、こいつは君のスカートがめくれた時に、にやけながら見ていたぜ!」
俺は怒りに身を任せそうになったが、遥菜が俺を止めて微笑んだ。
「あら、彼を呼び出したのは私の方よ?それにここまでついて来てコソコソ見ているなんて、どっちが助平かしらね?私のスカートがめくれた事を知っているって事は、あなたも見たって訳でしょ?言っとくけど、彼にパンツを見られるのは恥ずかしいだけだけど、あなたに見られるのは屈辱でしかないのよ!」
その犯人は俺達を睨みつけ、学校に戻って行った。俺はまた面目なくなってしまったが、遥菜はかまわず俺に笑いかけた。
「あなた、そう言えば2組のリュウ君と仲良かったよね?ね、私もあなたの親友にしてくれないかしら?良いでしょ?」
俺はまた赤面した。コックリ頷いたら彼女は喜んでいたが、俺は顔をすぐに隠した。そしてこの瞬間俺は彼女の事を心から愛するようになった。
「ね、その代りお願いがあるんだけど…今度私のスカートがめくれたら、あなたが上手く隠してくれないかしら?」
「あなた、ひどい目にあったね。昔から好き嫌いの多いあなたが給食の日に唯一機嫌が良くなるカレーの日だったのに、残念ね。」
俺は赤面した。そんな事まで知っているなんて思わなかったのだ。
「私はあなたの事割と好きよ?とても大人びていて、素敵だわ。あなたが先生と話す姿なんて最高よ。あなたの方が大人に見えるもの。ウソじゃないわ。」
「あなたの悪い話はよく聞くけど、皆情けないわよ。あなたの本質を見ようとしないなんて、それでいて一方的に嫌うなんて!」
彼女は憤慨したまま立ち上がり、俺達のクラスを睨み付けた。その時急に風が吹き、彼女のスカートがめくれてしまったので、俺はあわてて目をそむけた。と、小山の陰に人が見えた。誰だと叫ぶと、あの犯人が出てきた。見つかった事に驚いていたが、すぐに顔をにやけさせて俺を指差した。
「この助平め!いじめられっ子を装って遥ちゃんの同情を誘い、こんな所で2人っきりになるなんて!おーい、遥ちゃん!今、こいつは君のスカートがめくれた時に、にやけながら見ていたぜ!」
俺は怒りに身を任せそうになったが、遥菜が俺を止めて微笑んだ。
「あら、彼を呼び出したのは私の方よ?それにここまでついて来てコソコソ見ているなんて、どっちが助平かしらね?私のスカートがめくれた事を知っているって事は、あなたも見たって訳でしょ?言っとくけど、彼にパンツを見られるのは恥ずかしいだけだけど、あなたに見られるのは屈辱でしかないのよ!」
その犯人は俺達を睨みつけ、学校に戻って行った。俺はまた面目なくなってしまったが、遥菜はかまわず俺に笑いかけた。
「あなた、そう言えば2組のリュウ君と仲良かったよね?ね、私もあなたの親友にしてくれないかしら?良いでしょ?」
俺はまた赤面した。コックリ頷いたら彼女は喜んでいたが、俺は顔をすぐに隠した。そしてこの瞬間俺は彼女の事を心から愛するようになった。
「ね、その代りお願いがあるんだけど…今度私のスカートがめくれたら、あなたが上手く隠してくれないかしら?」
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