携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 学園物 >> 月光に染まる魔王〜第九話〜

月光に染まる魔王〜第九話〜

[719]  へたれもち  2009-05-10投稿
僕は…後、どれだけ破壊
すればいい…もう…
タクサンダ…取れない…
手に付着した血が…。

真は突然起き上がり、
手の平をみた…。
「何とも…ないよな。」
額の汗を拭い、ベット
から出て、カーテンを
開けて外を見た…。
「…昨日のあの少女は
どうしたのだろうか?」
落ち着かない呼吸に、
冷たい手…珍しく、
取り乱した真は
落ち着こうと、深呼吸を
しようとする。だが
それができず、余計に
呼吸が乱れていた。
なんとか、制服に袖を
通した。その過程で
呼吸を整えていった。

ふぅ…そういえば、
あの人の名前
知らないな…聞ける状態
じゃなかったし。
でも…制服からして、
2年生かな?先輩かな?
なんか他に特徴があれば
わかりやすいんだけど…
あ、あの人かな?でも、
なんで髪の色が白…
と言うより、白銀って
のが近いかな?
「すみません…。」
振り向いた時に
白銀の髪が宙に白線を
描くようになびき、
絶対零度のように
冷ややかな視線が
私の眼を見ている。
「貴女は昨日の…。」
怖かった…昔から
男性が苦手で、あまり
話かけられず、あんな
事まであったから…
でも…違う?
「あ…あの、私…
一年の間宮司
(マミヤ ツカサ)と
言います…その。」
と、何か言いかけた
ところを遮るように
「昨日の事なら、
人の少ないところで
頼む、面倒でな。」
え…うん、そうだよね…
でも……。あれ?
「真〜何してん…
また別の娘をね〜。」
また別のって、先輩
そんな…
「栄一…しばらく
離乳食生活
してみないか?」
え?意味がよく…
「顎は砕かないで〜。」
あ…泣きながら
行っちゃった。顎…
あ、物を噛めなくする
って事かな。
「今は時間がないから
昼に屋上で。」
と言って先輩は
校舎の中に消えてった。
なんか…仮面みたい
だったな…表情が常に
冷ややかで…。

感想

感想はありません。

「 へたれもち 」の携帯小説

学園物の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス