CROSS3
リクトがオルタナからヴァームへきて五年たった。
リクトはすっかりヴァームでの生活に馴染んでいた。
リクト「ただいまー。」
カルバン「おう!リクト。おかえり。」
実は五年前に助けてくれたカルバンがリクトの面倒を見てくれていた。カルバンは剣術の道場を開いていた。リクトは今まで剣術など必要ない平和なオルタナで暮らしていたが、魔物が度々出るヴァームでは身を守る為にと1から学んだ。
カルバン「もう五年か。お前がヴァームにきてから。あれから強くなったな。最初は泣いてばっかだったのに。」
リクト「急に何だよ?気持ち悪い。」
カルバン「もうお前に教えることはないんだ。オルタナに帰らなくていいのか?」
リクト「帰りたいよ。でも…わからないんだ」
カルバン「……なぁ、一つ勝負しないか?俺が負けたら俺の大切にしているこの指輪をくれてやる。お前がもし負けたら…悪いが出ていってくれ。」
リクト「え!?何だよいきなり」
木刀を投げ渡される。それと同時にカルバンは斬りかかった。
カルバン「勝負…あったな。」
リクト「うっ!きたねーぞ!」
カルバン「勝負は勝負だ。出ていけ。あとこれは餞別だ。」
というと大刀を渡された
カルバン「あとこれもくれてやるから。」
と大切にしている指輪を投げた。
カルバン「…わからなきゃ見つけろ!これ以上ここにいてもしょうがないだろ!」
リクト「…わかったよ。…今までありがとう。」
リクトは大刀を背負い出て行った。
歩き始めたリクトは泣きながら笑った。
カルバンからもらったドクロの指輪をはめながら。
リクトはすっかりヴァームでの生活に馴染んでいた。
リクト「ただいまー。」
カルバン「おう!リクト。おかえり。」
実は五年前に助けてくれたカルバンがリクトの面倒を見てくれていた。カルバンは剣術の道場を開いていた。リクトは今まで剣術など必要ない平和なオルタナで暮らしていたが、魔物が度々出るヴァームでは身を守る為にと1から学んだ。
カルバン「もう五年か。お前がヴァームにきてから。あれから強くなったな。最初は泣いてばっかだったのに。」
リクト「急に何だよ?気持ち悪い。」
カルバン「もうお前に教えることはないんだ。オルタナに帰らなくていいのか?」
リクト「帰りたいよ。でも…わからないんだ」
カルバン「……なぁ、一つ勝負しないか?俺が負けたら俺の大切にしているこの指輪をくれてやる。お前がもし負けたら…悪いが出ていってくれ。」
リクト「え!?何だよいきなり」
木刀を投げ渡される。それと同時にカルバンは斬りかかった。
カルバン「勝負…あったな。」
リクト「うっ!きたねーぞ!」
カルバン「勝負は勝負だ。出ていけ。あとこれは餞別だ。」
というと大刀を渡された
カルバン「あとこれもくれてやるから。」
と大切にしている指輪を投げた。
カルバン「…わからなきゃ見つけろ!これ以上ここにいてもしょうがないだろ!」
リクト「…わかったよ。…今までありがとう。」
リクトは大刀を背負い出て行った。
歩き始めたリクトは泣きながら笑った。
カルバンからもらったドクロの指輪をはめながら。
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