ほんの小さな私事(1)
両親を亡くしたのは、私が小さい頃の話。ダンプカーとの接触事故だと聞かされているけれども、その当時の私は、ほんの小さな子供だったから、あまり、事態を良く解っていなかった。
その後、残された私と、一つ下の弟は、母親方の親元に預けられ、そこで生活する事になった。
母親の親…つまり、私たち姉弟のお爺さんは、神社の住職で、日々、あちこちに出掛ける事柄多かったし、お婆さんは、両親が亡くなるずっと前に他界していたので、実質、神社横にある住居では、私と弟だけで住んでいたと言っても過言ではない。
幸い、両親の保険でお金に困ることは無かったし、周囲の方々から良くしてもらっていたので、生活に困る事はなかった。
その後、残された私と、一つ下の弟は、母親方の親元に預けられ、そこで生活する事になった。
母親の親…つまり、私たち姉弟のお爺さんは、神社の住職で、日々、あちこちに出掛ける事柄多かったし、お婆さんは、両親が亡くなるずっと前に他界していたので、実質、神社横にある住居では、私と弟だけで住んでいたと言っても過言ではない。
幸い、両親の保険でお金に困ることは無かったし、周囲の方々から良くしてもらっていたので、生活に困る事はなかった。
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