ほんの小さな私事(2)
私の名前は牧野沙羅。15才の、普通の高校生。
勉強もスポーツも、自分なりに思えば、それなりだと思うし、他の回りにいる子と何ら変わりない、普通の女の子…なんだけれども…。
ただ一つ、普通の女の子…普通の人とは違う、不思議な特異体質があるぐらい。
その特異体質というのは、いわゆる、幽霊いとかっていう感じの存在を見ることが出来る事。
この特異体質は、私が小さな子供の頃からあったもので、私自身、そういったものか見えるのは、ごく普通の事だと感じていたけれど、この事を、生前の母に言った時、こう言われた事を覚えている。
「ぼんやり見えるのは、貴方にしか見えないものなの。回りにの人には見えないのだけれども大丈夫。あの白く光って、あの人の後ろにあるのは、あの人を守ってくれている存在なのよ。」
子供の頃だったから、余り母の話は理解できなかったけれど、今になって解るのは、あれがいわゆる、守護霊といったような存在であるのだろう、と。
そう。私には『霊視』という能力が備わっていて、今の私は、その力が何故、私にあるのか理解できないとも、力がある…という認識を持てるようになっていた。
勉強もスポーツも、自分なりに思えば、それなりだと思うし、他の回りにいる子と何ら変わりない、普通の女の子…なんだけれども…。
ただ一つ、普通の女の子…普通の人とは違う、不思議な特異体質があるぐらい。
その特異体質というのは、いわゆる、幽霊いとかっていう感じの存在を見ることが出来る事。
この特異体質は、私が小さな子供の頃からあったもので、私自身、そういったものか見えるのは、ごく普通の事だと感じていたけれど、この事を、生前の母に言った時、こう言われた事を覚えている。
「ぼんやり見えるのは、貴方にしか見えないものなの。回りにの人には見えないのだけれども大丈夫。あの白く光って、あの人の後ろにあるのは、あの人を守ってくれている存在なのよ。」
子供の頃だったから、余り母の話は理解できなかったけれど、今になって解るのは、あれがいわゆる、守護霊といったような存在であるのだろう、と。
そう。私には『霊視』という能力が備わっていて、今の私は、その力が何故、私にあるのか理解できないとも、力がある…という認識を持てるようになっていた。
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