携帯小説!(スマートフォン版)

記憶3

[406]  あみ  2009-05-31投稿


「あんなにたくさん
笑いあったじゃない…!」

「あんなにたくさん
喧嘩だってしたじゃない!」


彼女の声は段々と
荒だって嘆きに変わっていた


「どうして?
どうして私達…」

「俺たちは…愛し合って
いたのか?」


「…愛していたの
怖いぐらいに」


彼女のその目の奥に
光った恐ろしさにも
勝るものに

ゾッと背中に
走るものがあった


「ねぇ、愛してると言って」



段々と彼女に恐ろしさを
抱くようになった


感想

感想はありません。

「 あみ 」の携帯小説

ミステリの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス