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(仮)消えた男…陰の薄い恋…23-2

[394]  月の狼  2009-06-07投稿
闘(トウ)は、その重力に押し潰されて行く!
闘(トウ)の念力と安野丈の重力の凄まじい激闘だ!
念力によって安野 丈 の体の色んな所から血が吹き出した。
闘(トウ)も重力で血を吐き出した。
どちらかの力が尽きた方が負けだ。
どちらも長時間は持たない。時間の問題だ。
闘(トウ)は念力を使いながら地面を叩いた。
闘(トウ)は勝負に出た。
地面が揺れ出し大地震が起きた。が…安野 丈 は浮遊して闘(トウ)の水分を吸い上げ出した!
闘(トウ)は見るみるうちにゲッソリとし始めた。
しかし闘(トウ)は念動力で割れた地面から無数の岩を飛ばして安野 丈 に浴びせた!
安野 丈 は無数の岩を避けきれず、いくつかの岩に激突されて上空へと高く舞い上がった!
安野 丈 の意識は無かった…
闘(トウ)が勝利したかのように思えた…
が無意識の中で左手を翳しながら安野 丈 が闘(トウ)の上へ墜ちて来た。
どちらも力が尽きていたが…安野 丈 が上空へと舞い上がった事が明暗を分けた。
闘(トウ)は避ける事も逃げる事も出来ずに墜ちてきた安野丈の左手に触れられた瞬間…闘(トウ)は砂へと変わった。

闘(トウ)「ウワァー!」

闘(トウ)の悲鳴だけが辺りに木魂した…


陣(ジン)「兵(ビョウ)と闘(トウ)の生命反応が消えました…」

臨(リン)「ま、まさか!?あの兵(ビョウ)と闘(トウ)が、やられるなんて…」

女神「だから言ったでしょ! 丈 を甘く見てるからよ!これが臨(リン)と闘(トウ)なら 丈 を倒せたのに。ウフフッ。」

臨(リン)「どう言う意味だ!」

女神「 丈 の最大の弱点は…臨(リン)、アナタの真空の能力と闘(トウ)の念力よ!臨(リン)、アナタもここで死ぬから人選を誤ったわね!ウフフッ。」



つづく

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