携帯小説!(スマートフォン版)

[346]  紗歳  2009-06-08投稿
眠りにつくまでの間…

誰かをふと思い出していた


変わり行く世界に一人

夢を追いかけて


目の前を走り抜けた夏

簡単な言葉一つ

かけられずに


申し訳ない苦笑い

田舎を後にしたあの人

あの日


と今日の


繋がるものはもう

何もないのに


今もこの時期には、思い出す



語り合った日々を

長かった夏を


吹き抜ける風と共に


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